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ある日、カレンダー刑事は、友人の巡査から相談を受けた。
数日前、巡査の交番に「酔った人が倒れている」という通報があった。
駆けつけると、道のベンチに、酔ったサラリーマンが座って眠っていた。
通報した人が、座らせてあげたらしい。
サラリーマンの男は、その人にお礼がしたいと言う。
だが、手掛かりがない。
その男がうっすら覚えているのは「自分の目の前を、蛍(ホタル)が飛んでいた」という記憶だけだ。
さて、それを聞いたカレンダー刑事。
彼の推理に従って、巡査は、街で聞き込みを進めた。
その結果、男を助けたのは、毎日近所で犬の散歩をしている、主婦だと分かった。
男は主婦に、ささやかなお礼を贈ったという。
カレンダー刑事の推理は、こうだった。
「倒れている男の目線は、地面の近くにあるはず。そこで光ったのは、犬の首輪か引き綱にある、安全用の点滅ライトだ。それが闇を飛ぶ、蛍に見えたんだ」
数日前、巡査の交番に「酔った人が倒れている」という通報があった。
駆けつけると、道のベンチに、酔ったサラリーマンが座って眠っていた。
通報した人が、座らせてあげたらしい。
サラリーマンの男は、その人にお礼がしたいと言う。
だが、手掛かりがない。
その男がうっすら覚えているのは「自分の目の前を、蛍(ホタル)が飛んでいた」という記憶だけだ。
さて、それを聞いたカレンダー刑事。
彼の推理に従って、巡査は、街で聞き込みを進めた。
その結果、男を助けたのは、毎日近所で犬の散歩をしている、主婦だと分かった。
男は主婦に、ささやかなお礼を贈ったという。
カレンダー刑事の推理は、こうだった。
「倒れている男の目線は、地面の近くにあるはず。そこで光ったのは、犬の首輪か引き綱にある、安全用の点滅ライトだ。それが闇を飛ぶ、蛍に見えたんだ」
ミステリー・推理
公開:19/04/14 02:08
更新:19/04/14 11:22
更新:19/04/14 11:22
刑事ドラマ
カレンダー刑事
雑貨関連の仕事をしています。こだわりの生活雑貨、インテリア小物やおもしろステーショナリー、和めるガラクタなどが好きです。
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