過ちの先
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一夜の過ちも繰り返せば過ちではなくなるのかしら。
なんてそんな馬鹿げたことを朝方に着替えをしながら考えていて、だからあなたが目を覚ましていたことにも気がつかなかった。
袖に腕を通すわたしを、あなたはそっと抱きすくめる。
つい勘違いしてしまいそうなほど、宝物に触れるように優しく、優しく。
なんてそんな馬鹿げたことを朝方に着替えをしながら考えていて、だからあなたが目を覚ましていたことにも気がつかなかった。
袖に腕を通すわたしを、あなたはそっと抱きすくめる。
つい勘違いしてしまいそうなほど、宝物に触れるように優しく、優しく。
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公開:19/04/11 07:40
きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。
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