桜吹雪が怒ってるぜぃ
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ポカポカ暖かい朝。なのにケンちゃんはジャンバー着てる。気になるから聞いても「別に」だけ。
たっくんが「やばっ宿題忘れた!」って言ったら、目が光ったケンちゃん。
「おうおう、この桜吹雪が怒ってるぜぃ。宿題忘れちゃいけねーよ」とジャンバーの左の肩をズラすと、黒色のビニールが現れ、桜の花ビラが沢山付いていた。遠山の金さんみたい。
授業中おしゃべりしてる子に、給食に嫌いな物残した子に、掃除サボってる子に「おうおう、この桜吹雪が怒ってるぜぃ」と左肩の手作り桜吹雪を見せていた。
下校時には桜吹雪もジャンバーで取れ桜の花ビラもしおれていた。
風で僕の帽子が飛ばされた。ケンちゃんは、桜の木の下へ走って行き自分の帽子に沢山の桜の花ビラを入れていた。
風が吹き、ケンちゃんは空に向かって帽子を投げた。「おうおう、風さんよ。友達にイタズラするなよ、桜吹雪が怒ってるぜぃ」
空には桜の花ビラが舞っていた。
たっくんが「やばっ宿題忘れた!」って言ったら、目が光ったケンちゃん。
「おうおう、この桜吹雪が怒ってるぜぃ。宿題忘れちゃいけねーよ」とジャンバーの左の肩をズラすと、黒色のビニールが現れ、桜の花ビラが沢山付いていた。遠山の金さんみたい。
授業中おしゃべりしてる子に、給食に嫌いな物残した子に、掃除サボってる子に「おうおう、この桜吹雪が怒ってるぜぃ」と左肩の手作り桜吹雪を見せていた。
下校時には桜吹雪もジャンバーで取れ桜の花ビラもしおれていた。
風で僕の帽子が飛ばされた。ケンちゃんは、桜の木の下へ走って行き自分の帽子に沢山の桜の花ビラを入れていた。
風が吹き、ケンちゃんは空に向かって帽子を投げた。「おうおう、風さんよ。友達にイタズラするなよ、桜吹雪が怒ってるぜぃ」
空には桜の花ビラが舞っていた。
その他
公開:19/04/10 21:00
更新:19/04/11 21:04
更新:19/04/11 21:04
いつか絵本を1冊出せたら...
そう思いながら書いてます。
少しだけホッコリしていただければ嬉しいです。
でも、たまにブラックも書きますけど。
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