これから

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君が横切ったとき、キラキラときらめいて目の前を靡いた亜麻色の髪に目を奪われて、気がついたときにはこの手がその髪に触れていた。

立ち止まって振り向いた君は困惑を表情に乗せ、あざとくも小首を傾げる。

さて、これからどうしようか。

僕は一歩ずつ君に近づく。

君の腕からは林檎が落っこちていった。
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公開:19/04/10 07:07

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

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