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悲しくてたまらなくて眠れない夜は、尽きずおしゃべりをして一緒に越えよう。

ふとした瞬間に君の瞳からこぼれた涙は、すぐに僕の指で掬おう。

手と手を絡ませて互いの温度を愛おしく感じながら、いつまでも側に居よう。

君は僕の肩におでこを寄せ、僕の名前を何度もつぶやく。

それを愛々しく思っていた。
恋愛
公開:19/04/08 08:07

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

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