監獄島_(3)
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女性囚のリーダーは、エミとなのる大柄の女性だった。
女性囚が暴行を受けないのは彼女のおかげとか
「お嬢ちゃん! 野郎どもになにかされたら私にいいな!!」
「はい!」
今日は農作業という事でエミ達の班と一緒に山道を登って畑をまわる。
「あれっ!?」
遠くのほうによく見ると建物がある。かなり年季を経たらしく屋根は落ち、崩れかけている。
そこで何人かの人が作業しているようだった。
エミはこちらに近づくとヒソヒソ声で
「あれは戦前の研究所らしくてね。あそこから使えるものを持ってくるのさ。奇妙な事に地下がでかい。といっても中心部は爆発で吹っ飛んでいるらしいが、そして心理学の本がごろごろ転がっていて……」
「壁から人骨がいくつも出てきたらしいよ。どう考えてもまともな研究じゃないね」
その後エミは何かをしゃべりかけたようだったが
「休憩おわり!!」そう言ってさっさと歩いて行ってしまった。
女性囚が暴行を受けないのは彼女のおかげとか
「お嬢ちゃん! 野郎どもになにかされたら私にいいな!!」
「はい!」
今日は農作業という事でエミ達の班と一緒に山道を登って畑をまわる。
「あれっ!?」
遠くのほうによく見ると建物がある。かなり年季を経たらしく屋根は落ち、崩れかけている。
そこで何人かの人が作業しているようだった。
エミはこちらに近づくとヒソヒソ声で
「あれは戦前の研究所らしくてね。あそこから使えるものを持ってくるのさ。奇妙な事に地下がでかい。といっても中心部は爆発で吹っ飛んでいるらしいが、そして心理学の本がごろごろ転がっていて……」
「壁から人骨がいくつも出てきたらしいよ。どう考えてもまともな研究じゃないね」
その後エミは何かをしゃべりかけたようだったが
「休憩おわり!!」そう言ってさっさと歩いて行ってしまった。
ミステリー・推理
公開:19/04/06 22:27
ぼちぼちやっていこうと思います。
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