監獄島
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今を時めく女子高生だった私の日常は、
私が過激派の一味と疑われた事で終わりを告げた。
無実を主張したが聞き入られず、
とある島の収容所に入れられることになった。
「何もない……」
自称案内人という男に連れられてボロ小屋に入るが
後ろ手に何かを持っているようで嫌な感じだ。
「さて、新入り! 問題だ。政府の連中は人を送るだけで、物資は一切送ってこねえ。意味が解るか?」
と、いう事はここで飢え死にするしかないってこと?
いや、この男は飢えているようには見えない。
それにやたら私の体をじろじろ見るのが気にかかる……。
もしかして……。
「答えはこれよ!」そういって何かを振りかぶった!!
……「大根!?」
男はカラカラと笑って
「そう!! 自給自足よ!! あんたいい身体してるから、肉体労働も大丈夫そうだな?」
こうしてこの食えない男との生活が始まった。
私が過激派の一味と疑われた事で終わりを告げた。
無実を主張したが聞き入られず、
とある島の収容所に入れられることになった。
「何もない……」
自称案内人という男に連れられてボロ小屋に入るが
後ろ手に何かを持っているようで嫌な感じだ。
「さて、新入り! 問題だ。政府の連中は人を送るだけで、物資は一切送ってこねえ。意味が解るか?」
と、いう事はここで飢え死にするしかないってこと?
いや、この男は飢えているようには見えない。
それにやたら私の体をじろじろ見るのが気にかかる……。
もしかして……。
「答えはこれよ!」そういって何かを振りかぶった!!
……「大根!?」
男はカラカラと笑って
「そう!! 自給自足よ!! あんたいい身体してるから、肉体労働も大丈夫そうだな?」
こうしてこの食えない男との生活が始まった。
ホラー
公開:19/04/03 21:37
ぼちぼちやっていこうと思います。
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