監獄島

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今を時めく女子高生だった私の日常は、
私が過激派の一味と疑われた事で終わりを告げた。
無実を主張したが聞き入られず、
とある島の収容所に入れられることになった。

「何もない……」
自称案内人という男に連れられてボロ小屋に入るが
後ろ手に何かを持っているようで嫌な感じだ。
「さて、新入り! 問題だ。政府の連中は人を送るだけで、物資は一切送ってこねえ。意味が解るか?」

と、いう事はここで飢え死にするしかないってこと? 
いや、この男は飢えているようには見えない。
それにやたら私の体をじろじろ見るのが気にかかる……。
もしかして……。

「答えはこれよ!」そういって何かを振りかぶった!!

……「大根!?」

男はカラカラと笑って
「そう!! 自給自足よ!! あんたいい身体してるから、肉体労働も大丈夫そうだな?」
こうしてこの食えない男との生活が始まった。
ホラー
公開:19/04/03 21:37

ばめどー

ぼちぼちやっていこうと思います。
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