ミッドナイト★ウォーキングクラブ
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大通りの電柱に1本おきに、広告が貼られているのを発見した。『一緒にウォーキングしませんか?真夜中に』
中・高校と部活の経験の無かった男は興味をそそられた。「真夜中に歩く?」
広告の集合時間は深夜2時。
集合場所に行ってみると、23人ほどが集団で2列になって歩いている。最後尾の1人の横につき歩く。
「1,2,3,4 1,2,3,4」ではなく「2,3,5,7 2,3,5,7」と掛け声をかけ歩いてるだけで、皆無言だ。
たまに手前の足を変える時もある。男は掛け声や手前の足を変え間違えたりしたが、怒られもしない。
ある深夜には、明け方まで1つのマンションの地下の駐車場をウォーキングしまくった。
だれも無駄口せず、黙々と歩く。爽快だ。
男はこの気味悪い趣味を友達に喋りたくなった。
遂に話した夜からその集団は毎日昼夜問わず現れ付きまとった。
男は割りきれない気持ちで一杯になった。
中・高校と部活の経験の無かった男は興味をそそられた。「真夜中に歩く?」
広告の集合時間は深夜2時。
集合場所に行ってみると、23人ほどが集団で2列になって歩いている。最後尾の1人の横につき歩く。
「1,2,3,4 1,2,3,4」ではなく「2,3,5,7 2,3,5,7」と掛け声をかけ歩いてるだけで、皆無言だ。
たまに手前の足を変える時もある。男は掛け声や手前の足を変え間違えたりしたが、怒られもしない。
ある深夜には、明け方まで1つのマンションの地下の駐車場をウォーキングしまくった。
だれも無駄口せず、黙々と歩く。爽快だ。
男はこの気味悪い趣味を友達に喋りたくなった。
遂に話した夜からその集団は毎日昼夜問わず現れ付きまとった。
男は割りきれない気持ちで一杯になった。
その他
公開:19/01/09 22:06
更新:20/05/27 18:52
更新:20/05/27 18:52
素数ネタ
ちょっと奇妙な手法を好んで書いてます!
読みづらかったらすみません。
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