14
15
朝、目覚めると眩しい光の中から美しい天使が現れた。
「突然ですが、あなたは今日死にます」
「マジで!なんで?」
「それには答えられませんが、予め決まっています」
「そっか。じゃあ仕方ない」
「話が早くて助かります」
「それで何の用?」
「私はあなたの人生で最高の一日を記憶から蘇らせて、幸せな気持ちで残りの時間を過ごして頂くために来たのです」
「今日」
「はい?」
「こんなに美しい天使に会えるなんて、今日は人生最高の日だ」
「な、何言ってんのよ、バカじゃないの!他にも最高の日があったでしょ!あなたが覚えてなくても、こうすればわかるんだから」
天使が腕を振るうと、俺の視界は光に包まれた…。
「突然ですが、あなたは今日死にます…って、ええええ!」
「ほらやっぱり今日だ」
「嘘…」
「正直、一目惚れなんだ」
「そ、そんな、急に言われても」
頬を染める天使と視線が絡まる。
人生最後の恋が始まった。
「突然ですが、あなたは今日死にます」
「マジで!なんで?」
「それには答えられませんが、予め決まっています」
「そっか。じゃあ仕方ない」
「話が早くて助かります」
「それで何の用?」
「私はあなたの人生で最高の一日を記憶から蘇らせて、幸せな気持ちで残りの時間を過ごして頂くために来たのです」
「今日」
「はい?」
「こんなに美しい天使に会えるなんて、今日は人生最高の日だ」
「な、何言ってんのよ、バカじゃないの!他にも最高の日があったでしょ!あなたが覚えてなくても、こうすればわかるんだから」
天使が腕を振るうと、俺の視界は光に包まれた…。
「突然ですが、あなたは今日死にます…って、ええええ!」
「ほらやっぱり今日だ」
「嘘…」
「正直、一目惚れなんだ」
「そ、そんな、急に言われても」
頬を染める天使と視線が絡まる。
人生最後の恋が始まった。
恋愛
公開:19/01/05 23:10
更新:19/01/06 11:55
更新:19/01/06 11:55
月の音色リスナーです。
ようやく300作に到達しました。ここまで続けられたのは、田丸先生と、大原さやかさんと、ここで出会えた皆さんのおかげです。月の文学館は通算24回採用。これからも楽しいお話を作っていきます。皆さんよろしくお願いします。
ログインするとコメントを投稿できます