パーカーラビリンス
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それは突然のことでした。
パーカーのポケットに手を突っ込んだ時。
急に右手を中から引っ張られたかと思うと、急に意識が途切れて、気が付いたら全く知らない場所にいたんです。
辺り一面、緑色。冷静に考えると、この空間の色には見覚えがあって、それは僕の着ていたパーカーのそれと全く同じなんですよ。
パーカーのポケットの中にこんな世界があるとは。驚きました。
とはいえそこに居続けるわけにはいかないと思い、出口を探しました。
ポケットの中はとても広大でした。
まるで迷宮のようになっているんです。
いくら歩いても出口が見つからない。諦めかけたときでした。
何もない空から手が伸びてくるじゃありませんか。
これはもしかしてと思い、しがみつきました。
すると案の定、あなたのパーカーのポケットの口につながっていて抜け出すことが出来たんです。
いやはや、本当に助かりました。
小指程の小人はそんな風に話した。
パーカーのポケットに手を突っ込んだ時。
急に右手を中から引っ張られたかと思うと、急に意識が途切れて、気が付いたら全く知らない場所にいたんです。
辺り一面、緑色。冷静に考えると、この空間の色には見覚えがあって、それは僕の着ていたパーカーのそれと全く同じなんですよ。
パーカーのポケットの中にこんな世界があるとは。驚きました。
とはいえそこに居続けるわけにはいかないと思い、出口を探しました。
ポケットの中はとても広大でした。
まるで迷宮のようになっているんです。
いくら歩いても出口が見つからない。諦めかけたときでした。
何もない空から手が伸びてくるじゃありませんか。
これはもしかしてと思い、しがみつきました。
すると案の定、あなたのパーカーのポケットの口につながっていて抜け出すことが出来たんです。
いやはや、本当に助かりました。
小指程の小人はそんな風に話した。
その他
公開:18/12/23 18:45
たくさん物語が作れるよう、精進します。
よろしくお願いします!
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