真っ白クリスマス

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26の私にクリスマスメッセージ。
白いふわふわした綿毛が舞う空を眺めて目を瞑る。

26の私は頭の中が真っ白で1人で雪の中をとぼとぼ歩いていた。
歳の離れた彼氏に私の嫌なところをずっと言われた。だからもう会いたくないと。
今までの事が全部嘘だったのか、途方に暮れ、これからどうしていいのかわからない。
歩かないと不安が消えない、ただ歩きながら自分の中で答えが出るのか彼が振り向く言葉があるのか、ずっと空っぽな頭に言葉がただ浮いては消えた。
すると、フワフワの雪が1つおでこに当たった。
温かい雪だ。
立ち止まる。
「時が解決してくれるよ」と優しい声が聞こえた。
26の私が後ろを振り向く。

大丈夫。大丈夫だから。
ゆっくりで大丈夫。
ちゃんとそれで良かったんだとわかる時が来るから。
私は26の時と同じホワイトクリスマスに昔の私にメッセージがそっと届くようサンタにお願いをする。
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公開:18/12/20 11:01
更新:18/12/20 11:54
undoodnu祭 その影が追いたい

さささ ゆゆ( 東京 )

最近生業が忙しく、庭の手入れが疎かな庭師の庭でございます。

「これはいかんっ!!」と突然来ては草刈りをガツガツとし、バンバン種を撒きます。

なので庭は、愉快も怖いも不思議もごちゃごちゃ。

でもね、よく読むと同じ花だってわかりますよ。


Twitter:さささ ゆゆ@sa3_yu2





 

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