その日の悪魔 実話

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その日の悪魔は私の内から現れ
そして誰かを傷つける

下◯沢
ヨガの帰り素敵な甘味処を見つけて仲良し3人、ミホ、カナとゆゆはお喋りに夢中。
今日はミホちゃんが子供の頃住んだ家での不思議な話。
そこの家には大学生の下宿人がいた。
なぜ過去形か?
彼は登山部に所属し、山に行ってそのまま帰らぬ人となった。
それからその家で頻繁にミホちゃんは目の端に黒い影がひょこひょこと見えるようになった。母親がこの家に黒い影が見えると言った時に初めてこれが目の錯覚ではなかったのだと怖くなったと言う。
カナちゃんは固唾と一緒にコーヒーを飲んだ。

今だっ!
「黒い影がひょっこりはん!!」

「ゲホッ!!くっ!ゆゆちゃん!!苦しい〜」
「いや〜狙って言ったからね!吹くかなぁと思って」
ゆゆは高らかに笑った。

ひょっこりはん
私の「その日の悪魔」
私はカナに近いうちに同じ事をされる。
その他
公開:18/12/18 02:00
更新:18/12/18 02:10
中島らも「その日の天使」 その逆「その日の悪魔」 むう宿題 実際やったね!吹いた(笑) 因果応報あるね! てへっ!(๑˃̵ᴗ˂̵)

さささ ゆゆ( 神奈川 )

最近生業が忙しく、庭の手入れが疎かな庭師の庭でございます。

「これはいかんっ!!」と突然来ては草刈りをガツガツとし、バンバン種を撒きます。

なので庭は、愉快も怖いも不思議もごちゃごちゃ。

でもね、よく読むと同じ花だってわかりますよ。


Twitter:さささ ゆゆ@sa3_yu2





 

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