ウンコーン博士

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いつもトイレで考え事をする。
なぜ人は進化し、科学技術の発展も著しいのに自分で栄養素を作り出すことが出来ないのだろう。
だが答えは出なかった。
俺は立ち上がりズボンをあげた。
その瞬間こそが俺の人生におけるターニングポイントだった。

俺は流れゆく便を鷲掴みにし、洗面台で洗った。
そして未消化のコーンを食べた。
美味い。
普通のコーンより旨みがある。
おそらく体内であらゆる栄養素を吸収したのだろう。

俺は便のたびに同じ作業を繰り返した。
どんどん味が美味く、繊細に、上品になっていくのがわかる。
えのきやもやしにも挑戦したが格別だった。
まさかこんな近くに答えがあったとは。

俺は研究を重ねて論文を書き、学会に発表した。
すぐに成果が認められた。
今では世界中の誰もが本当の自給自足を楽しんでいる。

第一人者の俺はウンコーン大学を建設した。
これを読んだ人には学費を優遇するつもりである。
青春
公開:18/12/16 15:16

ゴミキノコ( New York City )

しょ汚としょ汚と作家です。
汚いもの大好き!
 

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