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人間は誰しも一人で何でも成し遂げられると考えている。
どんなに些細な出来事、窮地にも関わらず、自力で常に状況を打壊する策があれば、それを試し、へこたれないで続ければ、目先の暗がりが光に変わると思っている。
縁の下の力持ちという諺があるが、その意は決して、表舞台に出てこない影の立役者が光を支えて見守るという意ではない。
私の考えでは、それは互いに一つの目標に対して協力し合って、叶える言わば伴侶のような意に成ると考える。
即ち、陰と陽の二気が調和し始めて自然の秩序が生まれるのである。
人間は一人で母の腹から出て来て、勝手に大人に成長した訳ではない。
乳飲み子だった時代に、急に二本足で立ち、産んでくれた母に旅に行くとは言わないだろう。
常に人に頼り切っていては、自己成長には繋がらないが、偶には親愛なる者や友人に力を借りてみるのも良い手だろう。
その他
公開:18/12/16 23:02
更新:18/12/16 23:11

神代博志( グスク )









 

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