修羅場

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「これってうわきっていうんだよね? なんで他の女としたしげに話してるのよ?」
僕が妻の幸子と食事していると、突然明美があらわれてそうまくしたてた。
「昨日は私と一緒に食事して、私のことを好きだといったじゃない! 遊びだったのね?」
「貴方!? この女は誰? もしかして浮気!?」
「お願いだ!! 話を聞いてくれ」僕は泣きそうな顔で懇願するが、
二人は聞く耳を持たず口論を始めている。
そして、ついに終わりが来た。
「もう、貴方とはやってられないわ! 離婚します!」
「私も あなたとはもうこれっきりね!!」
……
終わった。ついに終わった。
僕は立ち上がると、大きく伸びをする。
「ねえ、おままごとはいいけどもっと平和なものにしない!?」
「楽しいからいいじゃない! ねえ、明美ちゃん」
「うん!」娘の明美は笑顔で頷いた。
育て方を間違ったのだろうかと僕は頭を抱えた。
その他
公開:18/12/11 21:30
更新:18/12/11 21:32

ばめどー

ぼちぼちやっていこうと思います。
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