148. アイブロウ

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化粧水と乳液、美容液の後に日焼け止め、そして下地を塗ってファンデーションを丁寧に顔全体に塗る。クマにはコンシーラーを。そして仕上げのお粉。

ここまで来てやっとアイブロウの出番だ。そう、眉毛の色と形を整えるもの。
女性のその日の顔を決める眉毛。
この過程が一番大事だと言っても過言ではない。きっとない。
上がり気味に描けばシャキッと見えるし、下がり気味に描けば気弱に見える。(いや、優しく見える)
私はいつも、ほんの少しだけ上がり気味に描き、眉尻だけなだらかに下げる。それが一番良い気がするからだ。

さぁ今日も気合いを入れてカチカチッ…まさか…繰り出し式のアイブロウがもうこれ以上出てこない。
マズイ…今日のメイクにギリギリ足りるか足りないか…。
何とか描き終え残りのメイクを手早く済ますと、私は早々と家を出た。

職場に着く前にまずはコンビニだ。
アイブロウがないと私は家から一歩も出られない。
その他
公開:18/12/07 22:30
更新:18/12/08 03:00
買い置きしてるアイブロウが 見つからないので 通販で頼んでしまったw 7割ぐらい本当の話

ことのは もも。( 日本 関東 )

日本語が好き♡
18歳の頃から時々文章を書いています。
短い物語が好きです。
どれかひとつでも誰かの心に届きます様に☆
感想はいつでもお待ちしています!
宜しくお願い致します。

こちらでは2018年5月から書き始めて、2020年11月の時点で300作になりました。
これからもゆっくりですが、コツコツと書いていきたいと思います(*^^*)

2019年 プチコン新生活優秀賞受賞
2020年 DJ MARUKOME読めるカレー大賞特別賞受賞
2021年 ベルモニー縁コンテスト 入選

 

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