ブレックファストラン

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モーニングタワー地下。要人専用エレベーターへ続く通路。
俺はスコープを装着した。納豆の糸みたいな赤外線だらけだ。
「10秒だ。それ以上はネバれない」
相棒の言葉。朝飯前だぜ。
クロックムッシュが時間を告げた。赤外線が消える。
俺は走った。
ん?この匂いと包丁の音……。
敵の和食隊TKGが俺と並走する。罠か。相棒もグルとのヨーだ。超ショック。だが、咀嚼!止まれない!
『スクランブル!』
ぐちゃぐちゃにかき混ぜ、ケチャップが飛ぶ!
正面では、悪さをたくあんでそうな漬者がサケんでやがる。
うるせぇ、寝起きの俺は機嫌が悪いぜ。
針の穴に糸をトーストのように、バターナイフを刺す。ジャム者はどきな!引金をひく。パン!
読みのアサイー奴らめ。
エレベーターに乗り、シリアル番号『369』を入れる。動いた。おめざわりなBOSSは最上階にいる。
俺はアサシン。
朝飯時には片をつける。
逝ってらっしゃいってね。
その他
公開:18/12/05 09:11

そるとばたあ( 神奈川 )

★そるとばたあの400字SSは、ことば遊びと文章のリズムにこだわり、音を体感できる物語がコンセプトです!

★第19回坊っちゃん文学賞大賞『ジャイアントキリン群』

★2025年12月、2冊同時刊行の電子書籍
『3分間のまどろみ カプセルストーリー』(Gakken)に『恐竜バーガー』寄稿。

・カプセルストーリー(恐竜バーガー、『菊池

の選択』、六文字の返信ほか)
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ショートショートの可能性と豊かさが詰まったアンソロジーですのでぜひ!
 

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