あまんじゃくとあまのじゃく
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山から、あまのじゃくが、ついてきちゃった。
花畑に、あまんじゃくとあまのじゃく。
二人もいたら、ややこしい、と思うでしょ?
「そのカゴを持ってきてくれる?」
「まかせた。」
と、あまのじゃく。
「いやだ。」
と、あまんじゃく。
とてとてと、二人がかり運んでくれる。
うん、あってる。
でも、やっぱりちょっとややこしい。
お昼時。
「おにぎり食べない?」
と、あまのじゃく。
「そうだね。」
と、あまんじゃく。
ふたりは、四つの手でおにぎりを支えたところで、ぴたっととまる。
「食べるのどっち?」
「どっちが食べない?」
私は考える…ふりをして。
ぐぅー
お腹がなったのは、あまんじゃく。
「あまのじゃくが食べる。」
あまんじゃくは、嬉しそうに、おにぎりをパクリ。
夕方帰り道で、私は、転んでしまう。
「痛い?」
「大丈夫?」
こんな時には、ちゃんと伝わるね。
花畑に、あまんじゃくとあまのじゃく。
二人もいたら、ややこしい、と思うでしょ?
「そのカゴを持ってきてくれる?」
「まかせた。」
と、あまのじゃく。
「いやだ。」
と、あまんじゃく。
とてとてと、二人がかり運んでくれる。
うん、あってる。
でも、やっぱりちょっとややこしい。
お昼時。
「おにぎり食べない?」
と、あまのじゃく。
「そうだね。」
と、あまんじゃく。
ふたりは、四つの手でおにぎりを支えたところで、ぴたっととまる。
「食べるのどっち?」
「どっちが食べない?」
私は考える…ふりをして。
ぐぅー
お腹がなったのは、あまんじゃく。
「あまのじゃくが食べる。」
あまんじゃくは、嬉しそうに、おにぎりをパクリ。
夕方帰り道で、私は、転んでしまう。
「痛い?」
「大丈夫?」
こんな時には、ちゃんと伝わるね。
ファンタジー
公開:18/12/05 00:13
更新:18/12/05 02:01
更新:18/12/05 02:01
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