憧れのネコバス

私は子供の頃からネコバスにとても憧れていた。是非ともあれに乗ってみたい！
そんな私は子供の頃に「猫の大型化は可能である」という記事を読んで科学の道に進む決意をした。動物を小型化させる技術があるなら逆も出来て当然だ。
大人になった私は猫の大型化に着手した。
それと同じく、カンガルーの様な有袋類の研究も始めた。
大型化させた猫の背中にカンガルーの様な袋を付ければネコバスに似たものを作れるのではないかと考えたからだ。
研究は難航した。しかし！私が生きているうちにネコバス（仮）の完成にはこぎつけた！
早速乗ってみる。おお！ふかふかで気持ちいい。乗り心地は抜群だ。
次は移動実験。さ、ネコバスよ。動いてくれ。
…なぜ動かない？
「博士、ネコバスが嫌がっています。降りてください」
私が降りるとネコバスはエサを食べるため移動し、毛繕いを始め、猫ちぐらには入り寝た。
やはりアニメのようには上手くいかないな…