ティーソーサーの憂鬱 (修正11月30日)
20
2
しがない私は、ティーソーサー。
割と添え物扱い。
私がずっと下についてきたカップ課長は、スプーン部長と犬猿の仲。
寄ると触るとカチンとして、はぁ…下で受け皿になる私の身にもなってほしいなあ。
まあ、カップ課長の気持ちもわかるけれど。
スプーン部長は、かき回すだけ、かき回して、自分はとっととさようなら。
口にすれば、それは甘いさじ加減…
あちち、一旦受け皿に戻す。
ま、私としては、添え物らしく傍にいて、せいぜい火傷しない様に支えましょうかね。
残りの愚痴とお茶は、一息に飲み干した。
休憩もそろそろ終わりのようだ、女の子がやってきて私に告げる。
「さてはまた、課長や部長をカップやスプーンに見立ててボヤいてましたね。ほらもう片づけますよ」
ふっ、なんだ、お前のが私よりマシだな、女の子に持ち上げられてさ。
運ばれてくティーソーサーを見送って笑う。
さて、お仕事頑張ろう。
割と添え物扱い。
私がずっと下についてきたカップ課長は、スプーン部長と犬猿の仲。
寄ると触るとカチンとして、はぁ…下で受け皿になる私の身にもなってほしいなあ。
まあ、カップ課長の気持ちもわかるけれど。
スプーン部長は、かき回すだけ、かき回して、自分はとっととさようなら。
口にすれば、それは甘いさじ加減…
あちち、一旦受け皿に戻す。
ま、私としては、添え物らしく傍にいて、せいぜい火傷しない様に支えましょうかね。
残りの愚痴とお茶は、一息に飲み干した。
休憩もそろそろ終わりのようだ、女の子がやってきて私に告げる。
「さてはまた、課長や部長をカップやスプーンに見立ててボヤいてましたね。ほらもう片づけますよ」
ふっ、なんだ、お前のが私よりマシだな、女の子に持ち上げられてさ。
運ばれてくティーソーサーを見送って笑う。
さて、お仕事頑張ろう。
その他
公開:18/11/29 08:13
更新:18/11/30 18:09
更新:18/11/30 18:09
ファンタジーを悪用して
ミスリードしてみました
修正しました
ログインするとコメントを投稿できます