ティーソーサーの憂鬱 (修正11月30日)

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しがない私は、ティーソーサー。

割と添え物扱い。

私がずっと下についてきたカップ課長は、スプーン部長と犬猿の仲。

寄ると触るとカチンとして、はぁ…下で受け皿になる私の身にもなってほしいなあ。

まあ、カップ課長の気持ちもわかるけれど。

スプーン部長は、かき回すだけ、かき回して、自分はとっととさようなら。

口にすれば、それは甘いさじ加減…

あちち、一旦受け皿に戻す。

ま、私としては、添え物らしく傍にいて、せいぜい火傷しない様に支えましょうかね。

残りの愚痴とお茶は、一息に飲み干した。

休憩もそろそろ終わりのようだ、女の子がやってきて私に告げる。

「さてはまた、課長や部長をカップやスプーンに見立ててボヤいてましたね。ほらもう片づけますよ」

ふっ、なんだ、お前のが私よりマシだな、女の子に持ち上げられてさ。

運ばれてくティーソーサーを見送って笑う。

さて、お仕事頑張ろう。
その他
公開:18/11/29 08:13
更新:18/11/30 18:09
ファンタジーを悪用して ミスリードしてみました 修正しました

誰か

心楽しい読書になりますように。

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