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久しぶりにナンパをしに相方とクラブへやって来た。音楽は騒がしいがやはり女の子の集まる場所はいい♪俺は顔はいい方だと思ってるんだが何せ口下手。特に初対面の相手には口ごもるので今回も話しかけるのは相方に任せていた。しかしいつもなら15分もあれば俺好みのいい子を連れてくるのに今夜はなかなか戻ってこない。仕方なく一人で飲んでいると店内で人が倒れたとざわめき始めた。どうせ飲み慣れてない若者だろうとそちらの方を見ると相方が倒れている。
「おいどうしたんだ?しっかりしろ‼」俺が話しかけるも相方は完全に動かなくなった。ヤバイこのままだと皆にバレてしまう…。周りの人にはいつものことだと説明し背負って店の外へ出た。
『あぁやっとWi-Fiがクリアに繋がりました。店内は人が多いせいか繋がるのが遅くて…』そう、こいつはロボット。Wi-Fiが適切に繋がってないと動けなくなるのだ。
仕方なく俺たちは次の店へ向かった。
「おいどうしたんだ?しっかりしろ‼」俺が話しかけるも相方は完全に動かなくなった。ヤバイこのままだと皆にバレてしまう…。周りの人にはいつものことだと説明し背負って店の外へ出た。
『あぁやっとWi-Fiがクリアに繋がりました。店内は人が多いせいか繋がるのが遅くて…』そう、こいつはロボット。Wi-Fiが適切に繋がってないと動けなくなるのだ。
仕方なく俺たちは次の店へ向かった。
その他
公開:18/11/27 13:36
更新:18/11/27 18:03
更新:18/11/27 18:03
スクー
Wi-Fiが遅いナンパ
日本語が好き♡
18歳の頃から時々文章を書いています。
短い物語が好きです。
どれかひとつでも誰かの心に届きます様に☆
感想はいつでもお待ちしています!
宜しくお願い致します。
こちらでは2018年5月から書き始めて、2020年11月の時点で300作になりました。
これからもゆっくりですが、コツコツと書いていきたいと思います(*^^*)
2019年 プチコン新生活優秀賞受賞
2020年 DJ MARUKOME読めるカレー大賞特別賞受賞
2021年 ベルモニー縁コンテスト 入選
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