あゝ

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今此処で永遠の眠りに就けたらば、他に何も望むことは無い。

あなたの硬い膝枕に幸福の涙を一粒落としあなたを滲ますことが出来たらば、もう思い残すことは何も無い。

ふんわりとした微睡みの隅、あなたが泣きたげに微笑む。

名付け親さえ恨んだわたしの名前を、産まれたての赤子に触れるかのように囁く。
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公開:19/02/20 06:16

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

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