今も

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消えてしまえと願っても消えてくれない灯火はただ純粋にあなたを想う気持ち。

閉じ切った胸の奥をやんわりと灯し固い扉の隙間から茜色の光を漏らす。

いつかまた、そんな訪れるかも分からぬその日をひっそりと夢見て灯り続ける。

震える右手で恐る恐る左胸に触れる。

今もあなたはわたしの中で生きていた。
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公開:19/02/20 06:15

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

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