体に聞いてみる

敵対組織に捕まった俺は今、筋骨隆々の強面に睨まれている。だが、そんなことで秘密を漏らす俺ではない。
「仕方がない…あの方を呼べ」
「はぁい♪今日は私と楽しくおしゃべりしましょ」
目の前に現れたのはセクシー美女だった。今度は色仕掛けというわけか。
だが美女は俺に猿轡をした。
「私が聞きたいのはこっち」
美女は俺の上着を割き、胸元に口を描いた。
「こりゃ、キレーなチャンネーやな！」
俺の胸がしゃべった！
「ねぇ、貴方の奥底にある秘密、教えてくれない？」
「いや、アカンて。しゃべられへんて」
「じゃあ、むさ苦しいマッチョに拷問される？」
「それは嫌や！」
「じゃあ、教えてくれる？」
「仕方ないなぁ…その代わり、ネーチャンの秘密も教えてな」
俺の胸は秘密を暴露する。
「ありがとう。じゃ、お礼に天国に連れて行ってア・ゲ・ル」
俺の胸は今、美女の手によって凄まじく良い目に合っている！
畜生！羨ましい！