触れて
            1
          
          
             7
          
                                触れ方が辿々しくてそれがなんとも愛おしくて微笑みをこぼす。
そんなわたしにちょっとだけ機嫌を損ねたあなたが唇を尖らせてわたしの頬を抓る。
痛いよなんて痛くなんかないのに言ってみたりして可笑しくなってふたりして笑ったりして幸せだなと思う。
あなたと絡め合った手の温もりに心底安心していた。
    そんなわたしにちょっとだけ機嫌を損ねたあなたが唇を尖らせてわたしの頬を抓る。
痛いよなんて痛くなんかないのに言ってみたりして可笑しくなってふたりして笑ったりして幸せだなと思う。
あなたと絡め合った手の温もりに心底安心していた。
        恋愛
      
      公開:19/02/15 08:29      
    きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。
ログインするとコメントを投稿できます
                          
梅