それは

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いつか必ず訪れる、あなたの姿がわたしの中で朧ろになってしまうそのときが怖くて堪らなくて、眠るあなたの背をぎゅっと握りしめてしまう。

居なくならないで、なんてそんな子どもの我が儘のようなことは言えなくて、気づかれないようにそっとあなたの肩を濡らしてしまう。

それは九十九度目の夜だった。
ファンタジー
公開:19/02/16 08:57

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

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