ポップコーンエッグ

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ベランダの屋根辺りに鳥の巣が出来ていた。
除くと銀色のアルミホイルの鍋があった。
ポップコーンが出来るやつだ。
不思議なのは既に卵型に膨らんでいるのである。
遊びすぎて今月の生活費が底をついていた俺は賞味期限がまだ過ぎてないので食べようと思い、火にかけた。
しばらくしてポンポンと音がしてきた。
バターの良い香りが漂ってくる。
すると徐々にヒビが入り卵の中からポップコーンが飛び出してきた。
元気が良い位の弾けっぷりだ。
ただおかしいのはいつまで経っても飛び跳ね続け、俺に群がってくるところである。
それ以来俺の後ろにはポップコーンのひよこ達がポンポン破裂音みたいな声を出し、行列を作って着いてくるようになったのだった。
ファンタジー
公開:19/02/14 00:50
更新:19/02/14 00:51

林 孝光( 東京 )

普段は四コマ漫画を描いたり、イラストを描いて遊んでいます。

ショートショートは中学生の時に筒井康隆先生に出会って衝撃を受けて、星新一先生、藤子F不二雄先生と手を伸ばして読み漁り自分なりに執筆をしていました。

よろしくお願いします❣️

ショートショートの漫画も執筆しています。

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