綺麗ではないもの

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行き場の無い気持ちを捨て置ける場所も勿論無く。

どうすることも出来ず両掌で一歩間違えば潰してしまうほど強く握りしめる。

せめてこの気持ちがきらりと輝く星のような美しいものだったならこんなにも苦しむことは無かったのに。

堪えられず流れた涙滴が黄金色に色づいたイチョウの葉を濡らしてしまう。
その他
公開:19/02/13 08:22

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

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