4
5

爪の先にグリッターを目が痛くなるほど敷き詰めてあなたの愛情を拒む。

これ以上こちらには寸分足りとも入らせやしないと威嚇を込める。

怖いのかとあなたが問う。

恐れているのだろうとあなたは嗤う。

私は怒りを返そうとしてけれど挑発に乗ればあなたの掌で転がされるだけだと口を噤む。

夜の帳が下りる。
恋愛
公開:19/02/13 08:20

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容