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「なあ、葵、俺が悪かった。もう二度とあんな事はしないからもう一度やり直させてくれ。頼むよ~、なっ、俺とお前の仲じゃないか」
「はぁ~あなたはいつもそう、そんな事を言ってちゃんとした事が一度も無いじゃない。いつもヘラヘラ笑ってふざけてばかり。私はあなたと言う人間がもう分からなくなったわ」
「別に悪気はなかったんだ。ちょっと魔が刺しただけで」
「私はあなたに何度も警告したはずよね。ここには来ないでって。もう、あなたの顔なんて見たくないの」
「そんな事を言わずにさぁ、頼むよ。出禁を解除してくれないか。俺、正直困っているんだよね」
「い・や・だ。私に胡麻擦っても駄目。もう決めた事だから」
「そこをなんとか。心を入れ替えるから」
「本当に?」
「ああ、本当だとも」
「それなら、私からもあなたに一言言って良いかしら」
「なんだい、何でも聞くよ」
「それじゃ、いい加減に女湯から出て行って頂戴、迷惑なの」
公開:19/02/11 10:07
更新:19/02/11 11:07

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