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酔い醒ましの一杯の白湯を飲み見上げる夜明け前の空はあなたと出逢ったあの日よりもずっと美しくて涙がこぼれてしまう。

それが失ったものの代償だと云うのならわたしはあの日の薄ぼんやりとした景色のままだって良かった。

窓の桟に顎を乗せる。

わざとらしくため息を吐く。

あなたがいない、初めての秋。
ファンタジー
公開:19/02/11 07:45

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

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