桜並木のうた

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車窓から見える桜並木を見つめながら、路上でうたを歌っていた頃を思い出していた。

君と初めて出逢ったのは 桜並木の満開の下だった
鮮やかな桜を眺めながら 歌っていたはずの僕の目
気が付けば君の微笑みに 釘付けになっていたんだ
風に舞う桜が君をまとい きらきらと輝やいていた
そんな君に届けと歌った とっておきのラブソング
その日から毎日この歌を 聴きたいと来てくれた君
僕たちが仲良くなるには 時間なんて必要なかった
桜並木が満開になるたび 僕はラブソングを贈るよ
君のため君だけのために 照れくさそうなその笑顔
ずっと守り続けたいから

「素敵なうたねぇ。実体験かしら?」
うたを口ずさんでいると、隣に座っていたおば様に声をかけられた。
「ありがとうございます。でも全く知らない人の話なんですよ」
残念ながら僕にこんな甘い経験はない。この歌詞は……。
ネットの掲示板・桜のスレッドから引用しただけ。
青春
公開:19/02/11 22:22
引用文献桜並木 スクー ※詞は自作です(念のため)

壬生乃サル

まったり。

2022年…3本
2021年…12本
2020年…63本
2019年…219本
2018年…320本 (5/13~)

壬生乃サル(MiBU NO SARU)
Twitter(@saru_of_32)

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