ガチガチ山

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ガチは、本物のガチとガチンコで登山にでかけた。

「お前は、いつもガチガチの仕事しかしないじゃないか」

「おまえこそ、がっちり時間外ばかりして、納期に間に合わせたの見たことないぞ」

喧嘩しながら、酒を喰らいながら、一歩ずつ登る。

途中で休憩し弁当を食べる。

「おまえの奥さんの弁当はガチガチのキャラ弁だな」

「おまえこそ、ガチで握ったお握りってやつか」

少しずつガチと本物のガチは柔和していく。

やがて頂上に達する。

頂上に旗をたてた瞬間、本物のガチガチが誕生しガチガチ山の麓の町から隣のそのまた隣の街まで、全てガチガチの世界になった。

「オハヨウゴザイマス。スケジュールドオリコウドウネガイマス」全てのスケジュールが0.1秒単位でAI手帳に管理されている。

学校の授業も義務外0.1秒未満教育制が導入され、先生や友達の顔も覚えず全ての生徒がすぐに進級しガチガチの大人になった…。
その他
公開:19/02/08 20:37
更新:20/05/27 19:41
ガチで書きました!

ゆっち_

ちょっと奇妙な手法を好んで書いてます!

読みづらかったらすみません。

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