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ひとつ掛け違えた運命に翻弄され水底に沈む君のなんと愚かでなんと美しいことか。

波打ち際で唄う珊瑚の欠片は君の哀しみをこの世に告げる。

それでも忘れられない温もりを乞う君の浅はかさも共に。

君が慟哭するかのように大きく波が立つ。

砂浜で乾いた笑いを零す僕を吞み込もうとする。

秋口の海の夜半。
ファンタジー
公開:19/02/07 09:05

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

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