君という
            4
          
          
             5
          
                                愛を他の名前で呼ぶとすればどんな音をしているのだろうか。
君という愛しさを見つめて僕はそんな取り留めのないことを思う。
道路脇に座り込んで白い毛並みの野良猫に話しかける君の無邪気さは多分これからも僕のものにはならない。
君の人差し指に猫の右手が触れる。
君はこっちを向いて嬉しそうに笑う。
    君という愛しさを見つめて僕はそんな取り留めのないことを思う。
道路脇に座り込んで白い毛並みの野良猫に話しかける君の無邪気さは多分これからも僕のものにはならない。
君の人差し指に猫の右手が触れる。
君はこっちを向いて嬉しそうに笑う。
        恋愛
      
      公開:19/02/07 08:54      
    きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。
ログインするとコメントを投稿できます
                          
梅