忘れられずに

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指を絡めて

ねえずっとずっと一緒にいようね

だなんて囁いて

目の前に立ちはだかる大きな壁から目を逸らして、

だからこんな結末になってしまったのかな。

最後に掴みたくてでもとうとう掴めなかった

あなたの手の温もりと

最後の瞬間目に入った

あなたの子どものような泣き顔が

今でもちっとも忘れられないの。
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公開:19/02/07 08:49

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

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