アコヤガイ

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アコヤガイの叫びをこの耳で聴いた。

掌中の珠をどうか見つけ出さないでくれと泣き喚くような声だった。

波打ち際からはほど遠いこの砂浜の終わりで茫然と立ち尽くす私に気づいたあなたが不可解そうな表情で私のことを呼ぶ。

胸の内を暴かないで欲しいと願った私の崩れた表情に向かい合ったときのように。
SF
公開:19/02/05 13:20

きざはしと同一人物。
140字小説を書きます。

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