セバスチャン北村

宅急便が届いた。
差出人の住所はなく、知らない人からだった。
「伝説のロッカー」
誰？それ？
品物のところに「仕送り」と書いてあった。うーん。これ中身じゃないじゃん。よく配送業者は品物受け付けたなぁ。
怖いが開けてみた。
中から30センチくらいの色白のド派手なモヒカンが現れた。
「やあ！セバスチャン北村だ！よ・ろ・し・く」とエレキギターをかき鳴らした。
「うるさいよ！怖いよ！帰ってくれ！」
「一曲歌います！ロンダ！リング！です」
おれの言ったことはガン無視して、歌を熱唱し始めた。
「ロンダ！ロンダ！ロンダ！リング！リング！リングーー♪」
すると自分の意思に反して腕が上がり、腕を振り始めた！やめろっ！おれの腕！下がってくれー！！
歌が終わる。
「センキュー」
「あっ、肩の痛みが消えてる。。」
「お母さんから、肩を治療するよう頼まれました」
「えっ！マジっ？！」

ナイス！仕送りだぜベイビー☆