「オー MAN マイナス5の悲劇」

4
8

素数男のシュプールは常に2を描く。恋人とスキーを好きに楽しみたいと願っている。

一方、背後から忍び寄る素数夫は、見事なパラレルターンで3エッジをきかし、私の下で止まる。
「寒くないかい」素数男の彼女の肩にさりげなくコートをかけてあげる。

2は自分の手を自分の吐息で温める。

3は益々優しく成り、2が足され、+5になりゲレンデのスピーカーからは蛇がローテーションでサビを熱唱する。

素-すぅィ-------------------------卜 お お おベイビー-------- プラス5はマイナスのワールドへ直滑降でパラレルターンして、遂にー5に成った。


「父さんの心境分かったよ!」

「よう、息子よ!生まれ変わったら、立派な素数になろう……」

BABY LOVE AGAIN!!
SF
公開:19/02/04 22:34
更新:20/05/27 19:39
undoodnuテイスト 数理十九先生アドバイス

ゆっち_

ちょっと奇妙な手法を好んで書いてます!

読みづらかったらすみません。

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容