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「ね、あなた言ったでしょ。この子ったら、どんな目覚まし時計も効果ないの。もう遅刻の常習犯よ」
「こんな近くで鳴ってるのに、よく寝てられるな」
「まあ、カーテンを開いて日光でも浴びれば…駄目ね」
「目覚ましの音でも朝の陽でも起きないとは…」
「じゃあ、奮発して新しい目覚ましを買おうかしら」
「さあ今朝こそ起こすわよ」
「なんだ、昨日と同じ目覚まし時計じゃないか」
「そっちじゃないの、さあ開くわよ」
「な、なんだこの音!? まるで南欧の地にいるような、それでいて懐かしい気持ちにもなる」
「あ、起きたわ、この子の心にも響いたみたい。さすが名前の通りの音色ね。このアコーディオンカーテン」
「こんな近くで鳴ってるのに、よく寝てられるな」
「まあ、カーテンを開いて日光でも浴びれば…駄目ね」
「目覚ましの音でも朝の陽でも起きないとは…」
「じゃあ、奮発して新しい目覚ましを買おうかしら」
「さあ今朝こそ起こすわよ」
「なんだ、昨日と同じ目覚まし時計じゃないか」
「そっちじゃないの、さあ開くわよ」
「な、なんだこの音!? まるで南欧の地にいるような、それでいて懐かしい気持ちにもなる」
「あ、起きたわ、この子の心にも響いたみたい。さすが名前の通りの音色ね。このアコーディオンカーテン」
その他
公開:19/02/04 10:29
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