池に落ちた指輪

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ニッチもサッチもいかなくなっていた。神様、仏様と唱え耐え忍ぶ。

池に車が落ち窓もドアも開かない。

「これで死んでしまうのか。短い一生だったな」

ブクブクブク・・。何かが近づいてくる。ウエットスーツを来たダイバーが救助に向かって来ている。ごつんゴツン!窓をたたく音が。

「んーなかなか割れない」

「早く助けてぇー・・」

救助を諦め、オレンジ色のウエットスーツを着たダイバーは更に深く潜って行き、依頼の件の指輪を探す。

その池に車が落ちる前に、池の淵では双子の霊媒師が同じ指輪を探し当てる。「あの池に落ちる車の中に指輪があります」

依頼主に対し双子の姉の方が予言する。依頼主は大事なダイヤの結婚指輪を池に落としてしまい、予言を信じて車を引き上げるべくクレーン車を手配する。

引き上げられた車には指輪だけが運転席に置いてあり、車のガラスは割れており、辺りに運転手や依頼主の姿はなかった。
ミステリー・推理
公開:19/02/01 18:44
更新:20/05/27 19:29

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