小宇宙
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「人間は宇宙の一部であると同時にそれ自身が一つの宇宙なのです」
退屈な授業の合間の雑談だったが、なぜか授業の内容は覚えてないくせに
この事はしっかり覚えていた。
その夜不思議な夢を見た。
私が自分の体に顕微鏡をあてて何かを観察している。
はじめは何も見えなかったが、やがて細胞の一つ一つが見え、
細胞の一つ一つがそれぞれ別々の世界になっていた。
そこには太陽があり、地球があった。
そして私自身もいた!なんと顕微鏡で自分の体を観測している!
ふいに自分が何者かに見られているような気がして上を向くと
自分の顔がそこにあってニコリと笑った。
それからは「大きな私」の声が聞こえるようになった。
その声のおかげで苦労も多いが実りのある人生を送れたとおもう。
そして人生最後の日、私は自分の中の「小さい自分」と共に「大きい自分」に入っていく
夢を見ると同時に意識を手放した。
退屈な授業の合間の雑談だったが、なぜか授業の内容は覚えてないくせに
この事はしっかり覚えていた。
その夜不思議な夢を見た。
私が自分の体に顕微鏡をあてて何かを観察している。
はじめは何も見えなかったが、やがて細胞の一つ一つが見え、
細胞の一つ一つがそれぞれ別々の世界になっていた。
そこには太陽があり、地球があった。
そして私自身もいた!なんと顕微鏡で自分の体を観測している!
ふいに自分が何者かに見られているような気がして上を向くと
自分の顔がそこにあってニコリと笑った。
それからは「大きな私」の声が聞こえるようになった。
その声のおかげで苦労も多いが実りのある人生を送れたとおもう。
そして人生最後の日、私は自分の中の「小さい自分」と共に「大きい自分」に入っていく
夢を見ると同時に意識を手放した。
SF
公開:19/02/02 14:19
ぼちぼちやっていこうと思います。
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