コンビニ戦隊肉マンジャー

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コンビニの蒸し器に新しい肉まんが入れられた。
「よっ、あんマンジャー」
「おっ、肉マンジャー、もう新しい身体?早いなぁ」
「寒くなるこの時期、回転よくってさ」
「いいよなぁ。俺なんかもう4時間くらいここにいるもん」と蒸し器に長いこと入っているあんまんはゲンナリ気味。
「でもさ、一時に比べれば俺もここにいる時間長くなったよ。いろんな仲間が増えてきたしな」
一つ上の棚のビザまんとカレーまん、最上段の新入りのフカヒレまんを見上げた。「最上段はよく変わるけど、今回は頑張ってくれそうだな」と肉まんは言った。仲間は変わっても思いは一つなんだ!と強く強く思う肉まんだった。

コンビニ戦隊肉マンジャー参上!弟のあんマンジャーや仲間たちと共に憎っくき小腹スキーを倒してみんなの心とお腹を満たして行くんじゃー!

頑張れ僕らの「コンビニ戦隊肉マンジャー!」
ファンタジー
公開:19/01/31 13:47

まりたま

いつか絵本を1冊出せたら...
そう思いながら書いてます。
少しだけホッコリしていただければ嬉しいです。
でも、たまにブラックも書きますけど。

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