となりのおじさんのとなり
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となりの家のおじさんは、なぜか毎年1月13日にお年玉をくれる。
僕の親がくれた金額をいつも聞いてきてその倍額をくれる。そんなこと親には言えない。
僕はまだ小学5年生だから、おやつをいっぱい食べたい。でも、うちにはおやつはない。
「ご飯が三食あたるだけでも感謝してね」とお母さんはいつも言う。
だから、となりのおじさんがくれたお金をお母さんの財布にそっと入れるようにしている。
となりの家のおじさんが、チョコレートカレンダーをくれた。
そのカレンダーには日付のところに穴が空いていて、そこに飴かチョコ玉が入っている。
今日は最後の31日目。最後の1つのおやつを楽しみにしていた。
あれ、31の穴に飴もチョコ玉も入っていない。しかも穴がつぶれている。
僕はがっかりする。誰かがきっと食べたんだ。
「それは私が食べました」
白状した人は『となりのおじさんのとなり』に住んでいる人だった。
僕の親がくれた金額をいつも聞いてきてその倍額をくれる。そんなこと親には言えない。
僕はまだ小学5年生だから、おやつをいっぱい食べたい。でも、うちにはおやつはない。
「ご飯が三食あたるだけでも感謝してね」とお母さんはいつも言う。
だから、となりのおじさんがくれたお金をお母さんの財布にそっと入れるようにしている。
となりの家のおじさんが、チョコレートカレンダーをくれた。
そのカレンダーには日付のところに穴が空いていて、そこに飴かチョコ玉が入っている。
今日は最後の31日目。最後の1つのおやつを楽しみにしていた。
あれ、31の穴に飴もチョコ玉も入っていない。しかも穴がつぶれている。
僕はがっかりする。誰かがきっと食べたんだ。
「それは私が食べました」
白状した人は『となりのおじさんのとなり』に住んでいる人だった。
ミステリー・推理
公開:19/01/30 06:53
更新:20/05/27 19:28
更新:20/05/27 19:28
子どものためのミステリー
ヒント
隣のおじさんは親戚ではない。
ちょっと奇妙な手法を好んで書いてます!
読みづらかったらすみません。
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