180. 私は白菜

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白菜として生まれ、仲間と共に出荷された私ですが、あーこれでついに鍋に入れられるんだなーって思ったんですよ。
なかなか熱そうですけど、美味しい出汁につけられて自分がなに味の鍋として最後を迎えるのか、まぁそれなりに楽しみにもしていたんですよね。

そしたらなんと、私を買ってくれた女の子が家で肉まんを作るってレシピ見て張り切って私を切り刻みだして。
えぇ、ビックリしましたよ。こんなに細かくされるのかって。

そして他の材料とも混ぜ合わされて、『タネ』という具材になったんですよね。
で、最終的には白いパンみたいな皮に包み込まれ蒸された訳ですよ。つまりホワイトアウトで。

でもこれが思いの外ふっかふかでその皮を摘まみ食いすると美味しくて。
だから内側から少しずつ食べちゃって(笑)

それをその子が見つけて私を睨んだ訳ですよ。
だからこう言ってやりました。

「そんなに憎まんでもええやん‼」
その他
公開:19/01/28 08:00
更新:19/01/28 14:05
スクー ホワイトアウト肉まん

ことのは もも( 日本 )

日本語が好き♡
18歳の頃から時々文章を書いています。
最近書いたものと昔書いたものをランダムにアップしています。
どれかひとつでも誰かの心に届きます様に☆
感想はいつでもお待ちしています!
宜しくお願い致します☆

2018年5月から書き始めて、2019年3月の時点で200作になりました。
これからもゆっくりですが、コツコツ書いていこうと思います(*^^*)
 

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