村一番のカタツムリ

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ある村にカタツムリと呼ばれるノロマな男がいた。
何をしてもマイペース。
朝ごはんを食べていたら昼になり、昼ごはんを食べていたら夕方になり、夕ごはんを食べていたら朝になっていたほどだ。
ある日、珍しくえらい剣幕でカタツムリが村中に「今夜嵐が来るから用心しろ」と行って駆け回っていた。
雲一つない晴天で、信じる者はいなかったがあのノロマで温厚なカタツムリが必死で注意喚起するので、村人は念の為に戸締りを確りして寝た。
そして夜になると突如空模様が変わり、ゴウゴウと今まで体験した事のない嵐の晩となった。
カタツムリのお陰で他の地域よりも被害が少なくすんだ。
それ以来村人はカタツムリを日頃から動作が鈍い分、物事を良く観察をしている知恵者として困った時は頼るようになり、カタツムリが出来ない事は皆で助け合うようになった。
ファンタジー
公開:19/01/21 07:02

林 孝光( 東京 )

1日1作、昼の12時頃に投稿しています。

普段は四コマ漫画を描いたり、イラストを描いて遊んでいます。

趣味はジャズピアノです。

ショートショートは中学生の時に筒井康隆先生に出会って衝撃を受けて、星新一先生、藤子F不二雄先生と手を伸ばして読み漁り自分なりに執筆をしていました。

よろしくお願いします❣️

ショートショートの漫画も執筆しています。

漫画ブログ

http://takahaya4.hatenablog.com

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