お砂糖ちゃんと、まぬけなハニー

真っ白なお砂糖ちゃんと仲良しなのは、まぬけなハニー。ホントはマヌカハニーですが、皆からそう呼ばれています。

お砂糖ちゃんはまぬけなハニーの手を引いて外に飛び出します。一緒に遊びたいのです。ハニーは眠い目をこすりこすり、ついていきます。でも足を忘れてきてしまったみたい。どろどろ地面を滑るように歩き、終いにはお砂糖ちゃんを巻き込んでしまいました。

お砂糖ちゃんは泣きます。体がすっぽり包まれ怖いのです。困ったハニーは体をお日様に向けました。するとお砂糖ちゃんを残してハニーの体は空に登り、終にはお日様の光になりました。お砂糖ちゃんは友達がいなくなり、さらに泣きました。

ハニーは困り、光になったことを後悔しました。そこで泣き止まないお砂糖ちゃんに語りかけます。「会いに行くから泣かないで」

それからはお砂糖ちゃん、晴れた日は早起きです。日だまりに行き、会いに来たハニーとお話しなきゃですから。