釣窓アドバイザー

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前回、滑り座布団1枚だったおれはリベンジで釣窓にネタを練り、再び来店。だが釣糸は静止してる。
「兄ちゃん釣れないな。オレは無償で釣窓の指南をしている。ここではバイザーの辰と呼ばれている」と声をかけられた。
バイザーってアドバイザーの事か?アドをとったら帽子の庇だろ意味が。心の中でツッコむ。バイザーの辰は続ける。
「自虐だ!自虐ネタを書けっ!いけるっ!」
おれは、はあ?と思ったが、釣れないのは嫌なので素直に自虐ネタを書き、釣糸を垂らした。
すると驚くほど座布団が取れる。入れ食いってやつだ。おれはアッと言う間にバランスがとれないぐらいの座布団の上にいた。
「何て書いたんだ?」おれは恥ずかしかったが、ネタを見せた。
【出てた鼻毛の先に鼻くそが。そこからおれのあだ名は音符♩になった】
「身を削ったな!自虐の筋がいいっ!」バイザーの辰に褒められ、座布団が10枚に。
景品の寿司の折詰をゲットしたのだ。
その他
公開:19/01/22 08:30
更新:19/01/22 03:26
即興ライブ6次元1月21日 釣窓 アナザーストーリー 続編 ハッピーエンド(笑)

さささ ゆゆ( 神奈川 )

最近生業が忙しく、庭の手入れが疎かな庭師の庭でございます。

「これはいかんっ!!」と突然来ては草刈りをガツガツとし、バンバン種を撒きます。

なので庭は、愉快も怖いも不思議もごちゃごちゃ。

でもね、よく読むと同じ花だってわかりますよ。


Twitter:さささ ゆゆ@sa3_yu2





 

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