175. ゲレンデがとけるほど恋したい私たち

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大学の彬先輩は実家がお金持ち☆
最近彼女と別れたので婚活中の私は先輩に狙いを定めた。男女2対2でスノボに行こうとLINEで誘ってみたのだ。友達の優希は私の気持ちを知ってるので優希が話を進めてくれた。
「先輩のRV車はちゃんとスタッドレスに履き替えてるみたいだよ♪助手席でしつこくならない程度に先輩に飲み物や食べ物を薦めるんだよ!」「ありがとう♡」本当に心強い。

当日は天気が良くなかったが到着する頃には回復するようなので、ゲレンデに向かった。
しかし山道に差し掛かる頃車がガタガタといいだした。仕方なくJAFを呼ぼうとした時、先輩の連れてきた秀俊くんが「あーこれはタイヤの空気圧がもともと不充分でしたね」そう言うと持って来ていた小型の充填装置を使いサッと対処してくれた。
その姿があまりにもカッコ良かったので先輩への気持ちはあっという間に溶け始め私たちは目を♡にし、お互いにバチッと火花を散らした。
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公開:19/01/20 17:30
更新:19/01/20 17:28
スクー ゲレンデがとけるほど恋したい スタッドレス BGMは勿論広瀬香美さん♪

ことのは もも。( 日本 関東 )

日本語が好き♡
18歳の頃から時々文章を書いています。
短い物語が好きです。
どれかひとつでも誰かの心に届きます様に☆
感想はいつでもお待ちしています!
宜しくお願い致します。

こちらでは2018年5月から書き始めて、2020年11月の時点で300作になりました。
これからもゆっくりですが、コツコツと書いていきたいと思います(*^^*)

2019年 プチコン新生活優秀賞受賞
2020年 DJ MARUKOME読めるカレー大賞特別賞受賞
2021年 ベルモニー縁コンテスト 入選

 

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