天才

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「俺天才♪俺天才♪」
納得のいく文章が書けた日は自分が世界の覇者にでもなった気分だ
通り慣れた道もいつもと違って見える
「こんにちはー」
通行人に挨拶したのは深夜3時だった
狂っていると思われても構わない
僕は天才なのだから

『私の方が天才だ』
スキップの邪魔をする声が聞こえた
「誰だ」
『神だ』
「何の用だ?」
『愚か者め。お前は天才ではない。私が天才なのだ。私がいなければお前は存在しない』
「ははは」
『何がおかしい』
「確かにお前はこの世を作った。0から1を生み出す作業だ。僕にはできないし感謝している。だが1の次を積み上げる奴も必要なのだ。始めた奴が一番偉いという価値観に縛られたら、この世は何も発展しない。それともそんなルールがまかり通るほど、お前が作った世界とやらはつまらないものなのか?」
神は黙った
俺は再び歩き出した
また自分で自分を天才だと思える瞬間まで、この歩みは止めない
青春
公開:19/01/18 15:32

西木( Tokyo/Tokushima )

ここで全てを生み出しています。
最近のSSGのレベルの高さに驚愕しております。

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